不可解な体験、謎な話 『犯罪者識別能力』

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348 :本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 13:07:13 ID:eRcbsJ2k0

高校のとき、友達に柔道部の奴がいて、よく繁華街で喧嘩して警察にの世話になっていた。

そいつは185センチで100キロっていう、典型的な大男。名前はA。

性格は温厚で意外と気弱。気は優しくて力持ち。いや優しすぎる。間違っても一般人に手を出す気性じゃない。

けど、そいつは何度も喧嘩して相手に怪我を負わせても、停学や裁判になった事はない。

それは何故か?答えは、喧嘩の相手が全員犯罪者(又は指名手配)だったから。

一度だけ、現場を見てしまった。

帰り道に繁華街(歌舞伎町のような治安が悪い場所)があって、そこで急にAが足を止める。

Aの目線の先には、中年のオヤジがベンチで新聞を読んでいる。

俺が何かあったのかと問いかけるが、Aは無視する。しかも、見たことも無いような鬼の形相。

これはおかしいと思って、Aの腕を掴んで問いかけるが振り払われた。

そして、Aは低くうめく様な声で言った。

「あのオヤジ・・・ムカつく!」

349 :本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 13:13:32 ID:eRcbsJ2k0

何を言ってるの理解できず、オロオロとしている間に、Aはツカツカとオヤジに近づく。

オヤジがAに気付き顔を上げた瞬間、Aの蹴りがオヤジの顔に炸裂。

ベンチから転げ落ちるオヤジの髪を掴んで立たせ、右手で張り手を食らわせ投げ飛ばす。

仰向けに倒れている親父に押さえ込みをかける。

20人くらいの野次馬をかき分けて、俺がAに飛びつく。

柔道の有段者に押さえ込まれると呼吸が出来ないらしく、オヤジは軽い失神状態。

やっとの思いでAを引き剥がし、落ち着かせようとしていると警察到着。

警察に付き添われながらパトカーに乗せられ、俺も一緒に乗る。

351 :本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 13:20:05 ID:eRcbsJ2k0

俺とAは派出所の椅子に座らされ、色々と聞かれていた。

Aが暴行を働いた動機は、

「オヤジが無性にムカついた。気が付いたら殴っていた」

警官に嘘を吐くなと怒られていたが、Aは下を向いてそればかり繰り返す。

1時間ほどたった頃、電話が鳴り警官が取る。電話の内容を聞いて警官が驚いていた。

オヤジは覚醒剤の売人。オヤジ自身も覚醒剤を使用していて、過去に逮捕歴あり。

最近では、婦女暴行の容疑者として警察が追っていた。

オヤジのバッグの中に、覚醒剤・注射器・包丁が入っていた。

本来なら傷害罪で逮捕のはずが、無罪+感謝状。

もちろん、Aはオヤジが犯罪者とは全く知らなかった。

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