後味の悪い話 『手書きの地図』 - 洒落怖本舗

後味の悪い話 『手書きの地図』

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417 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/05/03 05:54

飲み会で騒いでから帰ろうとしたら、ギリギリの所で終電を逃してしまいました。

その時一緒に居たHさんに、「すいませんが今晩泊めてもらえませんか」 と頼んだ所、Hさんは快く了承。

悪いと思いながらも、その晩はHさんのお宅に泊めてもらいました。

朝になって電車も動き出したんで帰ろうとすると、Hさんは親切に駅までの地図を書いてくれました。

やぁありがたいって事でお礼を云って、その地図を頼りに歩いていた所、

地図の表面にうっすらと、何やら引っ掻き傷みたいなものが浮かんでいるのに気付きました。それも紙一面にびっしりと。

何だろう?と考えて、

ああ、この地図が書かれた紙のもう1枚上の紙に書いた事が、そのまま下の紙に筆跡となって残っちゃったんだな、

とすぐに思い当たりました。

駅で電車を待っている時、何気無く地図に残った筆跡の文字を読んでみると、

紙一面にびっしりの『死ね死ね死ね死ね死ね死ね』の文字。

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