960 :本当にあった怖い名無し:05/01/24 14:14:39 ID:ikC2igc60
イギリスで見た雑誌に載っていた小説。
心を病んだ母親が、不注意で自分の子供に大怪我をさせてしまった。
ものすごく自分を責めるんだけど(それがまた病的に)、
周りが「不注意は誰にでもある。命があったからよかった。母親のあなたがしっかりしなければ」と励ますんだよ。
そしたらその母親は、
子供が大変なことになると、みんな自分に同情してくれる。やさしくしてくれる、かまってくれる、注目される、寂しくないわ。
と変な脳内変換をかまし、
子供にわざと怪我させたり、病気になるようにしむけたりする。
しかも病んでるくせに妙に賢く、用意周到に。
ブランコに乗ってる子供が転げ落ちそうになるのを助けて
(こないだケガさせたばかりだから、こんな立て続けじゃ怪しまれるわ。
まったく、この子もどうせならもう少したってから落ちてくれればいいのに。そうすれば私の手間も省けるのに)
という完全にイっちゃってます理論。
結局一人目の子は殺されてしまうんだけど、
周りは「あんなに一生懸命面倒を見ていたのに…かわいそうなお母さん」というふうに見たもんだから、
母親はさらに病気度グレードアップ。
子供の死=母親への最大の同情
と学習し、次の子供を殺そうとする。
しかも次の子が死んだときのために、妊娠までする。
結局、次の子が「殺される!」と学校(?)の教師に相談するところで読んでいた本の分は終了。
そして最後に『実話を元に書いています』という文字。
そういう病気があるとは聞いていたけど…。
963 :本当にあった怖い名無し:05/01/24 14:39:55 ID:ADUrJtvz0
代理人のミュンヒハウゼン症候群だね。
「代理 ミュンヒハウゼン症候群」でググったらイパーイ出てきたよ。
965 :960:05/01/24 14:52:18 ID:ikC2igc60
>963
そうそう、それです。
確かシックセンスに出てきた幽霊の女の子の母親もそれだったと思う。
その作中では、母親は女の子に引っかき傷をつけて、雨が降った後の砂場で遊ばせて破傷風にしようとしてた。
んで「予防接種が有効であることが奇しくも証明された」
英文の小説だったんで、読み取れない部分もいっぱいあって、タイトルや作者は失念。
B5サイズでペラペラした薄いカラー表紙。
小説と記事が半々の、日本で言うと…AERAをもう少しオレンジページっぽくしたような本だった。
もし続きがわかる人がいたら教えてほしいんだけど…無理か。
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