76 :本当にあった怖い名無し:2005/12/19(月) 23:22:03 ID:Epw8UU0a0
鹿児島の旧家である本家にあるものなんだけど、俺は中学のとき一度だけ見せてもらったモノ。
『直視できない石』って言われてるものを見せてもらった。
正式な名前は別にあるけど、それを書くと本家の名前がバレちゃうから書けない。
で、その石は締め切った土蔵の中でだけ見せてもらえた。
数本の蝋燭の火だけある中で、小さな箱の中に鉄の箱が入ってて、さらにその中に厚手の布で包まれたそれがあった。
妙に立方体に近い黒曜石って表現が正しいと思う。
色は蝋燭の光にあおられてからよく思い出せないけど、たぶん黒曜石のようにガラス質の黒い色だったんだと思う。
だけど奇妙なのは、角ばってるはずのその石の角がハッキリ見れないこと。
台に置いあって誰かの手の上にあるわけじゃないのに、輪郭がブレているように見える。
目を凝らしてみてもよく見れなくて、本当にその石がそこにあるのかが疑わしいような感じ。
まるで立体映像のような・・・でも実体は確かにあった。
コレってどんな鉱石だったのか、調べてみても近いものが見つからない。
77 :本当にあった怖い名無し:2005/12/19(月) 23:36:45 ID:HDXVNvCs0
それで、その石にはどんないわくがあるのさ?
当然、ただのきれいな石とかじゃないんでしょ?
78 :本当にあった怖い名無し:2005/12/19(月) 23:44:34 ID:Epw8UU0a0
>>77
いわくとゆーか、その地方の民話として残ってるから、詳細に書くと本家がバレるんでいやなんだが・・・
まぁよくある、先祖が大きな動物を退治したら縮んで石になった話。
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