死ぬ程洒落にならない怖い話 『深夜3時くらいの時』 - 洒落怖本舗

死ぬ程洒落にならない怖い話 『深夜3時くらいの時』

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20 :本当にあった怖い名無し:2022/07/07(木) 20:56:35.33 ID:8wYgPv6F0.net

スマホから失礼。

深夜3時くらいの時、テスト前のワーク提出の提出期限6時間前に死に物狂いで答え写してたら急にインターホンがなった。

何かと思ってモニター見たらハンプティダンプティみたいなきっしょい頭したおっさんが真顔で呼び鈴連打してる。

普通の日の俺だったら顔面蒼白で布団かぶって寝るくらいの気味の悪さだったけど、その日は普段飲み慣れないエナジードリンク飲んでたせいで深夜テンションこじらせてて、「うっせえ!今何時や思っとんねんオッサン!!」ってモニター越しに返事した。

そしたらオッサンは

「すみません。メードー(?)から来たソウイチロウっていいますぅー。こちらに(父親の名前)さんはいらっしゃいませんかぁー」

って喋ってた。

流石に父親呼ばれたら怖くなって、

「知らん!酔ってんのか!?さっさと帰れやド深夜やぞ!!」って怒鳴った。

オッサンはなんかもごもご言いながら帰っていって、トーチライトの当たる範囲に出たのを確認してから寝ることにした。

朝、父親が起きてきた時に

「きのうソウイチロウ?って人来とったで。ド深夜。迷惑やからやめろ言っといて」って言ったら、明らかに取り乱した風にしてた。

話聞いたら、父親の、生まれて直ぐに死んじゃった1番上のお兄さんの名前が聡一郎っていうらしい。

さっぶーーーー!って朝から言いながら普通に支度して学校行ったけど、それ以降で家族間の大きな事故とか事件はなかったからほんとに何しに来たのか分からない。

なおワークは間に合わなかった。

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