317 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/23 17:36
何から書けばいいかなあ、
自分など大した経験はしていないと思うけど、これまでいくつか変わった出来事があるよ。
抜粋して書いてみるね。
『夢枕』
夜、ふと人気を感じて目が覚め横を見たら、10年以上会っていない後輩君が正座していた。
夢だろうと思ってそのまま寝直した。
その翌日、仕事の都合で急遽某所に行ったら、その後輩君がいた。
「お久しぶりです!最近ここに就職しましたぁ」だと。
『山にて』
知り合いの兄さん、「俺はUFOが見れるんだぜ」等、怪しいことばかり言う人で、まったく信じていなかった。
ある日、「UFO見に行こう!」と連れられ、ある山のふもとに車を止めて、
自分は眼下の夜景を、兄さんはひたすら双眼鏡で空をみていた。
3時間位しても何も変わったことがないんで、
「そろそろ帰ろうか、今日は日が悪いみたいだし」となった。
結局見えないじゃん・・・と、右後部天井のあたりに、なにやら光るものが浮かんでいる。
「こ・・これは何ですかねえ?」
2人とも暫く凝視。10cm位の薄光る輪だった。
思いきって掴んでみようと手を伸ばすと、寸前でヒュっと逃げるように動いた。
それを繰り返してたら、4回目に兄さんの頭の上で止まり、少し強く光ってから消えた。
入った?・・・この人と一緒にいちゃいけないかも。と思ったが、我慢して一緒に街へ戻った。
兄さんのその後の変化は判らない。変人は変わらない(笑)
『空気』
当時、体調がすこぶる悪く、週始めの長い朝礼がひどく苦痛だった。
社長のウンチクをボーと聞き流しながら、目の前に差し込んでいる日溜りに目を落としていた。
空気って汚れてるんだな、この事務所ホコリ舞ってるな・・・
と、漂うチリを目で追っているうちに、もっと細かな流れのようなものが見え始めた。
え?と思って口から息を吐いてみたら、これも見える。
おややと思って、隣の同僚の方を見たら、その鼻息が見える。
その日一日はもう、透明のマーブルの中で泳ぐように仕事をした。
その後数ヶ月間は、それを意識すると見えた。
人間健康が第一だなと、体調回復につとめたら見えなくなった。
たぶん目の錯覚、ということにしている。
透明なマーブルで出来た人型も、この頃見ている。
『密教寺』
友人と京都旅行に行った時の事。
特にプランもなく、嵯峨野嵐山付近を、ホテルで貰ったイラストマップ片手に行きやすそうなところを廻った。
途中の寺では、密教の五臓六腑とか昔の教本のような物が、本堂の壁面に陳列されてあった。
なるほどなと言いながら歩を進めていると、突き当たり角の所でいきなり鳥肌が立った。
振り返ると、だいぶ遅れて歩いていた友人がこっちを引きつった顔でみている。
「なんだか寒い」と言うと、「・・ナニかしりたい?」との言葉。
「いや知りたくない!!」っと、本堂をぬけて裏庭に脱出。
あとで聞くと、烏帽子をかぶった昔の人が、自分が立ち止まった所の真横に座っていたとか。
これは結構怖かった。というか寒かった(笑)
あと、つい最近の事があるけど、最近過ぎていやなので控えさせてもらう。
狐はタチが悪いって言うから。
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