死ぬ程洒落にならない怖い話 『乗せてる車』 - 洒落怖本舗

死ぬ程洒落にならない怖い話 『乗せてる車』

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782 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/12/01 03:50

つい先ほど、11時頃の出来事です。

犬の散歩に出ました。

大通りを歩いていると、犬がンコを始めたので待っていると、

10メートルほど先に車が止まって、誰かを乗り降りさせている様子。

ごく普通の出来事なので、気にも留めませんでした。

ンコを拾っていると、先の信号が赤なのか、その車がちょうど私の横に止まりました。

何気なく車を見ると、運転手が変な動作をしているんです。

助手席には誰も乗っていないのに、まるで助手席には誰かが乗っているように話しているんです。

「犬がいるよ、見てごらんよ」

そんな感じでこちらを指差しながら、助手席の人に話しかけている様子です。

左手を助手席の人の肩に手を回すような仕草もしているんです。

けれども、助手席には誰も乗っていません。

まるでパントマイムを見ているみたいです。

783 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/12/01 03:50

すると、散歩中に他の犬に威嚇されても吠えたことの無いうちの犬が、

車の助手席の方に向かってすごい勢いで吠え始めました。

飛びあがって歯をむき出して、今にも襲いかかりそうな勢いです。

今まで飼っていてそんな姿を見るのが初めてだったので不思議でした。

犬を叱っていると、車が私の視界の横に入ってきました。

すると、助手席に乗った若い女性が、運転手に抱き着いている姿が見えました。

信号が青になったのか車は走り出しましたが、蛇行して危ない運転をしながら去って行ったのです。

私がンコを拾っていたところから次の信号までの間に、2カ所花が添えられている場所があります。

ひとつは珍の自爆、もうひとつは泥酔運転の自爆で、いずれも男性です。

若い女性が亡くなった話は聞いたことがありません。

あの車はその後、大丈夫だったのでしょうか。

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