ほんのりと怖い話 『タクシー運転手の話』 - 洒落怖本舗

ほんのりと怖い話 『タクシー運転手の話』

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4 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :2001/04/15(日) 10:09

武田鉄也が十年ほど前にテレビで喋ってたネタ。

たまたま乗り込んだタクシーの運転手の喋ってた話が、怖くないのにすごく怖かった。

ある雨の夜、そのタクシーの運ちゃんが新宿のMビルの前で客をひろった。

客はどこといっておかしなところのない普通のサラリーマン。

行く先は渋谷Kビル。道中、不思議なこともなく、Kビルに到着。

客をおろしたとたんに、こんどは若い女がタクシーを止めた。

行く先は新宿Mビル。珍しいこともあるもんだと思いながら、運転手は折り返し新宿に車を走らせる。

なんと、この夜は四往復おなじことがつづいたそうだ。

その次の夜も、新宿のそのビルの前を通りかかると必ず客がいる。

そして、なぜか客が手をあげる瞬間、まわりにはタクシーの姿が見えず、

その客をのせざるをえないことになってしまうのだという。

のせると必ず行き先は渋谷Kビル。

客はみんな普通の人たちで、挙動不審な様子はかけらもなし。

怖くて新宿にはいけなくなったと、その運転手は話していたらしい。

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