後味の悪い話 『珍しい病気』 - 洒落怖本舗

後味の悪い話 『珍しい病気』

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597 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/10/03 07:34

前にお笑い系の投稿で、

大学病院の中で『学生の成績上昇にご協力ください』みたいな張り紙があって笑った、という話があったんだけど、

私は笑えなかった。

私は小さい時にちょっとばかり珍しい病気になってたらしいんだけど、

その病気だとわかったら、いきなりそれまで見ていた小児科医と違う人が診察室に学生をぞろぞろ連れてきて、

「この部分がこうなってるだろ?よく見て置けよ、これは典型的な症例だから…」

てな感じで、なんの断りもなく授業をはじめたらしい。

だから、学生の成績…の張り紙は、そういう意味(いきなり教材にされても文句言うな!)という意味なんだろう。

633 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/10/04 00:13

>>597

うちの婆ちゃんも似たようなことされた。

婆ちゃんもやはり珍しい病気だった。

病室には大学病院のえら~い人がよくきてたらしい。

婆ちゃんは、

「昨日は京都の大学病院の人が診察してくれた。今日は東京から偉い先生が来て診察してくれた」

って喜んでたらしいけど・・・。

実際はその病気が珍しかったから興味半分で来てたのがほとんどだった。治療をする気もなかったようだ。

結局根本的な治療法が無い病気だったからそのまま死んじゃいましたけどね。

病気の研究が将来的に他の人の治療に役立つ事は分かる。

一人前の医者にするために実際の病気を見せて学ぶ必要があることも分かる。

それでもやはり、その話を聞いたときはなんか後味悪かった、というか頭に来た。

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