後味の悪い話 『BLEACH地獄篇』 - 洒落怖本舗

後味の悪い話 『BLEACH地獄篇』

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350 :本当にあった怖い名無し:2012/08/28(火) 13:36:47.20 ID:0V1efPAP0

BLEACH地獄篇って映画の顛末が後味悪い。

しかしこの場合内容では無く周りのスタッフだが。

ワンピースよろしく原作者総指揮を売りにしていた今作。

しかし特定のキャラしか出番が無かったり、そのキャラの言動がおかしかったりして、

お世辞にも出来がいいとは言えなかった。(作画は良かった)

師匠完全監修ということもあってはっきりと批判出来なかった。

だがDVDが発売され、師匠のコメントがとんでもなかった。

映画公開の前年の夏に、脚本家と師匠が最初の打ち合わせをした。

打ち合わせは白熱し、明け方近くまでアイデアを話し合い、非常に面白いことが出来ると手応えがあった。

脚本が出来たのは映画公開の年春。しかも打ち合わせでの師匠のアイディアは一切使われてなかった。

製作委員会は脚本家を交代を決断するも時間がなかった。

最後の〆は、『これがブリーチのキャラクターに見えたら作画と声優のおかげ』で締められてる。

(詳しいコメントはググれば出てくる)

※詳しいコメント↓↓

ブリーチって漫画を読み始めてみたのだけど

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/09(金) 19:50:47.97 ID:26F3AGYl0

====劇場版公開前のコメント====

ついに公開になりました。

BLEACH連載10周年記念作品でもある

劇場版第4弾『地獄篇』。

本作の創作は、僕自身

一護の主人公としての存在感や重要性を

何度も再確認できた、とても楽しく、

またドキドキする作業でもありました。

その楽しさやドキドキ感が

できるだけそのまま観に来て下さった皆さんに

伝われば良いなと思い、心を込めました。

是非、楽しんで行って下さい。

映画パンフより

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/09(金) 19:51:32.93 ID:26F3AGYl0

===劇場版が過去最低の興行収入で爆死後===

映画には「製作総指揮」として僕の名前がクレジットされていますか゛、

本当のことを言えば、この肩書はDVD化する際に外して欲しいというお願いをしていました。

これは僕自身が本作に対して製作総指揮と名乗れるほどに貢献できていない、と感じていた為です。

この思いは劇場公開時からあったのですが、編集部をはじめ、

映画の製作委員会側から説得に遭い、外す事はできませんでした

脚本家さんとの打ち合わせを行ったのは

時期的には映画公開の前年の初夏だったかと思います

打ち合わせは白熱し、明け方近くまでアイデアを話し合い

脚本家さんは打ち合わせで出し合ったアイデアをノートにびっしりとメモしていました

非常に面白いものができるという手応えがあり、

この分だと遅くとも冬前には脚本は上がってくるだろうと感じていました

しかし結局、僕の所に脚本が回ってきたのは映画公開年の春になってからでした

しかも、その脚本の中には打ち合わせの内容が入っておらず

あの打ち合わせの中でだしたアイデアは監督さん、

その他のスタッフには伝わっていなかったようでした

その後も、製作委員会が脚本家さんの交替を決断するなどトラブルが相次ぎ

交替された脚本家さんも頑張って下さいましたが

いかんせん時間がありませんでした

一護やコクトー、朱蓮を始め、本作に登場するキャラクター達が

BLEACHらしくあったとすれば、それは全て声を入れて下さった

声優の皆さんと、絵をつけて下さったスタッフの皆さんのお陰です

改めて、心からお礼を申し上げます

映画DVDより

↑↑

ちなみに興行成績は爆死。

パンフのコメントと全く違うことを言ってるため、

「映画が爆死したから手のひら返した」と師匠に対してかなり批判が出た。

あと、プロデューサーが好きなキャラとのシーンをゴリ押したともあって、そっちにも批判が。

この映画はスタッフから「今後の展開の判断材料になる」と言われてたが、

ファンは「自分の好きなキャラが活躍しないなら」とあっさり見放し、

アニメは打ち切り、グッズ展開も縮小、原作もドベ常連になった。

これは原作の連載10周年記念作品の最初の作品なのに、

作者にとってもスタッフにとってもファンにとっても、後味悪い結果に終わった。

最初の脚本家一人勝ちじゃねえ?っていう。

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