ほんのりと怖い話 『白いもや』

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395 :本当にあった怖い名無し:2007/10/05(金) 02:27:29 ID:oBOSx20z0

5年ほど前、小さなインク工場に勤めていた頃の話。

一階は工場とトイレ、二階は事務所とその奥に応接室と更衣室という構造になっていて、

私は正社員として毎日、社長の奥さんは週に3度やってきて、二人で事務を担当だった。

その日、いつも通り朝一番に出社して工場のシャッターを開け、

花の水を換えたり、新聞を社長の机の上に置いたりと朝の準備をして、

最後に出勤簿を自分の机の上に置いた。

会社は社長と営業さんが二人、工場は四人しかいない小さなところだったので、タイムカードは置いておらず、

出勤してきた人は、まず事務所を通り奥の更衣室へ行き、もう一度事務所に戻ってきて判子をついて、

そのまま一階の工場へ行くことになっていた。

まだ少し時間があったので、いつもどおり鞄から小説を出し読んでいたら、

突然、目の前に白いもやが広がり、本どころか自分の手が見えなくなってしまった。

白内障にでもなったのか?と思い、周りを見回してみてもやはり白いもや以外何も見えず、

焦って立ち上がると一瞬でもやのようなものが消え、いつもの事務所の自分の机の前だった。

手鏡で自分の目を確認しても何も異常はなく、夢でも見たのかな…と思って、

ふと見ると出勤簿の今日の日付のところに、社員全員の判子が押してあった。

不思議に思い急いで一階の工場へ行くと、既に全員が出勤してしかも作業着へ着替えていた。

そして、階段を下りている私を見て、

「あれ?○○さん(私)、今上にいた?」と驚いた顔をした。

「はい。ずっと事務所で、自分の席で本読んでたんですが…」と言うと、

社員全員が口をそろえて、『今日は事務所には誰もおらず、出勤簿だけが置いてあった』と言った。

私も他の社員さんも、頭の中が「?」だらけでした。

517 :本当にあった怖い名無し:2007/10/11(木) 17:49:44 ID:XZ5iZdFu0

>>395

もの凄い亀レスだが

その昔、ある男性が車で山間部を走っているとき、男性の前の車には子供連れの家族が乗っていた。

どこかのトンネルを抜けたとき、あたりに霧というか靄が掛かって、

男性は視界が狭くなると危険だからとスピードを緩めたが、家族連れの車は速度を落とすことなく霧の中へ。

幸い何事もなく、すぐまた次のトンネルに入ったが、前にいるはずの家族連れの車が見当たらない。

速度を落としたので距離が空くのは当然だが、時間的にもそれほど距離が空くとは考えづらい…

気になった男性は加速してみたが、ついに家族連れの車は見つけられなかった。

という話を昔読んだことがある。アメリカの話だった。

下手すると>>395は、そのままこの世界へ戻ってこなかったのかもしれんな…

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