105 :本当にあった怖い名無し:2007/10/15(月) 20:39:40 ID:LUnZ/ytB0
テレビで小学6年生の少女の誘拐(?)事件の報道見て思い出した。
ある家の2歳になる少女が誘拐された。
身代金の要求が一度あったものの、その後犯人からの連絡は絶え、
少女は殺されたものとして警察は捜査を終えた。
それから15年ほど経った頃、ある夫婦が詐欺行為で逮捕された。
その家の娘調べてみたところ、15年前に誘拐された少女だった。
誘拐したものの情が湧いてしまい、そのまま夫婦で育てていたらしい。
夫婦は刑務所にいれられ、少女は産みの両親の元へ返された。
ところが少女は突然現れた『実の親』というものを受け入れることができず、
「私のママとパパは今刑務所にはいっている人だ。
毎日私のために美味しいご飯とお菓子を作ってくれた優しいママと、
頭の悪いわたしのために一緒に学校の宿題を解いてくれた優しいパパだけだ」
と訴えた。
本来の両親がこの15年間どれだけ少女を思っていたかを伝えても、
少女は一切受け付けず、両親にこう言った。
「私は18歳になったらこの家を出て行く。
私の両親は、あの二人だけだから」
110 :本当にあった怖い名無し:2007/10/15(月) 22:00:50 ID:cr01wHmU0
その逆のパターンで、
養子を心底に愛して大事に育てたのに、
自分が養子であることを知ったその子は、生みの親を慕って家出してしまった・・・という夫婦がいた。
ショックでがっくり老け込んだ姿を見て、後味悪いというか辛かった。
もっともその子は、
実の親が自分が思い描いていた理想の親とは全然違ったらしく、
数カ月後にスゴスゴと戻ってきたけどね。
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