ほんのりと怖い話 『ナムアミダブツ』 - 洒落怖本舗

ほんのりと怖い話 『ナムアミダブツ』

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333 :名無し :2001/05/11(金) 18:09

よく金縛りにあっていた22,3歳頃の私の実話です。

私の部屋は2階の通りに面している。

ある日の朝4時頃に、男の子の「ナムアミダブツ、ナムアミダブツ・・・」という声で目を覚ましました。

あまりに延々と聞こえるので、朝機嫌が悪いタイプの私は、むかついたので窓を開けてました。

すると、小学校4、5年生位の色白の男の子が(ランドセルを背負っていて、ベージュの半ズボン)立っていたのです。

半分寝ぼけ眼で私が、「ボク、まだ朝早いから、みんなに迷惑でしょ!」と声をかけたら、

顔だけ私に向け、スーッスーッと歩きはじめ、同じ様にお経を唱えて去っていきました。

朝、母に今の話をして「うるさかったよね!」と言っても、そんなの聞こえなかったとの事。

もちろん、家族の誰も聞いて無くって・・・。

いまだに私のなぞです。

寝ぼけていたかもしれませんが、その後トイレに行ってので、意識ははっきりしていたんです。

あの時は起こされてむかついてたから、変なの!としか思いませんでしたが、尋常でないシチュエーションですよね。

能面のようなあの顔は未だに憶えています。

月日が経つにつれて、なんかあれはっ・・・??て気がしてます。

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