438 :本当にあった怖い名無し:2007/04/10(火) 19:28:29 ID:Rg2cctHa0
子供が車にはねられて死んだ。
以来、その交差点に供え物が置かれるようになった。
が、供え物をする人は供えには来るけど回収には来ない。
被害者が子供だからかオモチャや菓子も供えられる。
それを狙ったカラスに荒らされたり、風や雨で供え物が散乱し、路上は汚くなる一方だ。
むげに撤去も出来ず供えるなとも言えず、近くの住人が清掃を続けている。
無言で掃除をしてるおばちゃんの姿を見ると、何とも後味が悪くなった。
440 :本当にあった怖い名無し:2007/04/10(火) 20:48:47 ID:YrVPeOkK0
>>438
あーーそれに近い思い出がある
大学生の頃、同じゼミだった男性が自殺した。
当時やっと21,2歳を越えたとこの多感な頃で、
当日まで一緒に研究室で課題をやっていたその友人が、その日の夜近くの山の山道で首を括ってしまった事は、
物凄いショックな出来事だった。
それから暫らくは、何度もその自殺現場の根元に他の友人達と花束とビールを備えに行っていた。
今から考えたら、単なる若者の自己満足だったんだろうけど、
当時は「私たちは何時までもあなたの死を忘れない・゚・(ノД`)・゚・。 」と、
非業の死を遂げた友人への友情に酔っていたんだと思う。
そうして何度目かの現場参りの時に、いきなり「あんたら、いい加減にして!」と、おばさんに怒鳴られたよ。
そのおばさんの家はその現場のすぐ前で、現場が玄関や窓から丸見えだった。
朝方に自殺死体を見つけて通報したのもそのおばさんだった。
それだけもショックだったのに、
何度もその現場に花束やら線香やらお酒やらお供えしてあるのを見れば、嫌でもその時の光景が思い浮かぶし、
おばさんの娘さん(高校生か中学生くらいらしい)も、お供え物を見ると精神的に不安定になって、
最近では怖がって、家の中でも一人になるのを怖がるようになったそうだ。
慌てて、謝って用意した花束とか持って帰って、現場参りもそれっきりになった。
それからは、道路とかで供養の花が供えてあるのを見ると、
亡くなった方への気持ちよりも先に、その花を見させられる近所の気持ちを考えて、
「あーあ・・迷惑な事だなぁ( ´・ω・`)」って斜に見てしまうようになった。
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