不可解な体験、謎な話 『友人次郎』 - 洒落怖本舗

不可解な体験、謎な話 『友人次郎』

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851 :本当にあった怖い名無し:2008/12/08(月) 13:33:46 ID:VqZ49OMM0

私自身が半信半疑な上、友人次郎がアホな為、わけわからん出来事をわけわからんまま書いちゃいます。

高校の頃の友人次郎が、大学を卒業して地元へ帰って来た。(友人と言っても、クラスが同じで軽く話す程度の間柄)

『一緒に飯でも食べないか』といきなり誘われた。

「他に誰か来るのか?」と聞いたが、『二人で話したい』と言われたので、wktkしながら二人で合う約束をした。

当日、こ汚い居酒屋のカウンターで、おでんをつつきながら世間話をしていると、

「今日のメインディッシュトークになるんだけどさぁ…」

ちょっとどきどきしながら聞いていたのに出てきた言葉は、

「俺お前の母ちゃんなんだわ」(意味不明)

思わず口からおでんが出る。

「あ~わかりにくいな、今の。

 俺の前世がババァで、お前が息子で、お前の母ちゃんが俺なんだよ!」(さらに意味不明)

どうやら、前世で私達は母親とその息子だった、と言っているようだった。

ある日突然夢に、貧しくもお互い助け合い、懸命に生きる親子がでて来た(次郎は母親目線)。それも毎晩。

独裁政治や人種差別や格差社会などなど散々な目に遭い、最後は殺されてしまうそうだ。

「お前は俺の息子なんだ!魂のオーラが一緒なんだよ!!」と熱弁されたが、私ドン引き…。

ここまでならただのおかしい人なんだが、次郎が母親として目覚めてからは不思議な能力がそなわっていた。

カミングアウトしてからと言うもの、次郎は何かと私にかまいたがり、(母性本能だそうだ)

何処へ行くにもついて来たがった。

恋愛感情が無いとわかると、正直本当にウザイ。

「腰が冷えるからミニスカートははくな」「ちゃんと野菜を食え」だの…

仕舞いには、一人暮らしの私の家に入り込んで、ご飯や掃除までしてくる始末…。

852 :本当にあった怖い名無し:2008/12/08(月) 13:34:48 ID:VqZ49OMM0

そんなある日のバイト帰り、【夜中の田舎道、ガス欠、携帯忘れた】最悪三拍子の真っ直中、

対向車線から次郎のオンボロ原付がやってきた。

「???なんでこんな所にいるの?」

不思議がる私を見ないで小さなオイルタンクを取り出し、手際よく私の車にガソリンを入れながら、

「あぁ虫の知らせ、みたいな?」とだけ言うと軽く説教。

「何でお前はいっつも忘れっぽいんだ!?…グチグチ(ry 親の顔がみたいわぁ…って俺か!?」とか言われた。

タクシーに乗って下りようとしたら財布が空っぽ…目の前に次郎がお金用意して立ってる。

仕事で移動中、『○○の道は使うな。面倒な事になってプレゼンに間に合わなくなる』と忠告電話。

後日、その道でその時間帯、玉突き事故があった事を知る。

そんな感じで次郎は、私が困っているとちょうど現れると言う、予知能力に近い千里眼(私に関して)を持っていた。

正直ありがたかったが、空気読まない次郎は、

友人に真顔で「俺の息子」と紹介したり、(私の友達には母ですと名乗る)

子供の日に、本気で鯉のぼりを買おうとしたり、(アパートに取り付けれないので断念してくれた)

いろいろ困る。

今一番困っているのは、私が彼のことが好きになってしまったと言う事。

告る→「は?ありえなくね?wおれ母だしww」 私→orz

風呂上がりにバスタオル一枚で髪を乾かす、色仕掛け戦法(次郎はしょっちゅう私の家にいる)

→「風邪ひく!」と説教 私→泣

一緒に寝ようと誘う→「えっマジで(嬉しそう)。しゃぁねぇな~」本当に何もない… 朝までwktkした私→orz

どう取り繕っていいかまじでわかんない。まぁ、ここから先は別板に行きます。シツレイシマシタ。

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