ほんのりと怖い話 『サキちゃんから聞いた話』

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359 :本当にあった怖い名無し:2011/07/29(金) 10:42:26.95 ID:SlFnPZR/0

小三の時に転校してきたサキちゃんから聞いた話。

サキちゃんがまだ一年生だった頃、とても仲の良いゆきちゃんという女の子がいた。

ある日、ゆきちゃんが学校に宿題を忘れてしまったらしい。

季節は冬で、忘れ物に気が付いたのは夕方。

一人で取りに行くのは怖いから、サキちゃんもついて行くことになった。

学校に着いて、ゆきちゃんは教室に宿題を取りに入って、サキちゃんは教室のすぐ外で待っていたらしい。

けれども、何分経ってもゆきちゃんが中から出てこない。

不思議に思って教室の中を見たら、ゆきちゃんはいなかった。

教室のドアは閉まっていたし、開けたら音ですぐに分かるから、気が付かれずに出ることは出来ない。

教室にベランダはなく、窓も全部閉まっていた。

怖くなったサキちゃんは、そのまま家に帰ってしまった。

次の日。学校に行ったら、教室にはゆきちゃんの机がなかった。

担任の先生にゆきちゃんのことを聞いてみたら、そんな子はいないと言われてしまった。

同じクラスの子に聞いてみても答えは同じ。

それでも信じられなかったサキちゃんは、帰りにゆきちゃんの家に行ってみたが、そこは空き地になっていた。

サキちゃんの話はここで終わった。

この話をした次の日、サキちゃんは急にいなくなった。

転校をしたという話はなかった。

担任の先生に聞いたら、そんな子はいないと言われた。

サキちゃんがした話と一緒だと思って、一緒に話を聞いていた子達にサキちゃんの事を聞いてみたら、

一人はサキちゃんを覚えていたけれど、他の子達はサキちゃんを知らないと言った。

今はそうでもないけど、当時はとても怖かった話。

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