ほんのりと怖い話 『立ちション』 - 洒落怖本舗

ほんのりと怖い話 『立ちション』

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582 :本当にあった怖い名無し:2013/08/05(月) 04:15:40.77 ID:YqLbRUXR0

数ヶ月前に家族でドライブに行った。大したドライブではなく、軽いノリのもの。

私は窓の外をひたすら眺めるのが好きなので、その時もそのようにしていた。

そうしたら、少し幅が広くなっていて車を駐車出来るような場所に、

白い軽を横に止めて、小汚い格好をしたお爺さんが立ちションしてた。

一瞬通り過ぎる時に見て、隣の父親に「立ちションしてる」と言ったのを覚えてる。

で、またしばらく高速を走り続けて窓の外をボーッと見てたら、またお爺さんが立ちションしてた。

その時は無意識だったので、『立ちション多いなあ。男の人ってこういう時楽でいいなあ』くらいに思って、

またボーッと窓の外を見てた。

そしたら、そのまた次の駐車スペースでまたお爺さんが立ちションしてた。

よく考えて見ると同一人物で、白い軽を脇に停めて立ちションしてる。

うちの車はけっこうガンガンに飛ばしてたから、

その軽がうちの車を追い越して、左に寄せて立ちションする時間があるとは思えなかった。

しかも、何回も立ちション可能なほど時間も経ってない。

不思議に思って、再度隣の父親に「何回も同じ人が立ちションしてるんやけど」と言ったら、父親もそのお爺を確認。

「何だろうね、違う人なんじゃない?」と言うことになったんだけど、しばらく走ってたらまた左にそのお爺がいた。

で、今度は立ちションではなく、ただ壁のほうを向いて立ってた。

父親に言ったあとはずっと前を向いてたけど、白い軽に抜かされた記憶はなかった。

そこらへんでちょっと怖くなって寝ました。

オチもないし意味わからなくてごめん。

ただの立ちション好きなおっさんだったら更にごめん。

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