216 :1/3:03/07/17 17:40
私は20代後半ですが、10歳くらいまでの記憶はかなり断片的です。
その記憶の断片の中に、不思議な場面があることに最近気が付きました。
年齢はわかりませんが相当幼い頃、母と上○駅の銀○線へと続く階段を降りていると、
階段の中央に、壮年と見える2人の傷痍軍人さんがいました。
1人は足が片方無く、階段に身を預けるように座っていました。
もう1人はその傍らに立ち、赤いアコーディオンを弾いて歌っていました。
当時の私は『傷痍軍人』という単語や存在を知りませんでしたが、
その雰囲気に奇妙なものを感じ、母に「あの人たちは・・・?」と話し掛けたところ、
「じろじろ見てはいけません」と言われました。
記憶はここまでです。
217 :2/3:03/07/17 17:41
時は経ち、相変わらずその階段をよく利用しているのですが、
通る度にあの2人の兵隊さんを思い出しては、
「ここもすっかり綺麗になったなー。ちょっと前までは終戦直後の雰囲気だったのに」などと思っていました。
が、迂闊なことですがつい最近、おかしいぞと思い始めたのです。
私が子どもの頃といえば、昭和50年代後半です。
街に傷痍軍人の姿があったのは、昭和30年代くらいまでのようだし、
あの兵隊さん達の年齢(30~40代)からしても合いません。
ここに考えが至った時は本当にハッとしました。
母が「じろじろ見てはいけません」と言ったのは、
最近まであの辺に少なからずいた、ホームレスのおじさん達のことで、
私が見ていた兵隊さんは、母には見えていなかったのでは・・・。
218 :3/3:03/07/17 17:42
何かの撮影や大道芸??をしていたとも思えないし・・・
彼らはこの世の人ではなかったのかな、と最近思います。
しかし、何故かあまり恐ろしい感じはせず、あの場で会えて良かった気さえします。
先人達の苦労を忘れてはいけないのだなぁ、と思いました。
長々とつまらないことを、すみません。
もし、私が見たのが普通に生きてる人達だったら、かなりハズカシイ・・・その時は忘れてください。
223 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/07/17 18:42
>216>217
それは多分インチキ傷痍軍人です。
僕は20代の頃(1990年代)に、よく上野公園で見かけました。
「何でいまどき傷痍軍人?」とあきれてたもんです。
224 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/07/17 18:45
>>222さんと同じような風景を私も見たことがあります。
20年以上前の地元での夏祭りに行った時、
人通りの少ない路地に片足を失った軍人さんが、何か楽器を弾きながら立っていて、
(小さい頃でよく思い出せないけど、アコーディオンだったかもしれません)
その足元には、やはり空き缶が置いてあった記憶があります。
子供心にも、とても悲しい気分になったのを覚えています。
と同時に、何故か見てはいけないものを見たような気がして、誰にもその話はしませんでした。
(ココ見て思い出しました)
225 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/07/17 18:46
インチキって・・・わざと自分を傷つけるんですか?
230 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/07/17 21:05
>>225
わざとそのために自傷行為をするわけじゃないのだ。
たとえば、何かの事故で手や足の切断に至ってしまった者の中で、
それを利用して、そういう詐欺行為をはたらく輩がいた、ということ。
俺も若い頃よく見掛けたなあ。
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