ほんのりと怖い話 『うなされている』 - 洒落怖本舗

ほんのりと怖い話 『うなされている』

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895 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/03/11 11:06

昔、友達と旅行に行った。

その夜、友達Aがうなされる声で目が覚める。

「うぅう……うぅう……」

顔をしかめて、苦しそうに顔を歪め汗を浮かべるA。

俺が起こそうと手を伸ばした時、突如Aが叫びだした。

「うああー!!やめてくれ!やめてくれ!あああ!パンツがー!!」

その声でA以外の全員が飛び起き、Aを揺さぶり起こした。

それから全員で、どんな夢見てたんだ?と問いただしたが、本人は全く覚えてないと言う……

しかしA、一体パンツがどうなったと言うのだ……

普段から皆で誰かの家に集まって、その時に寝てるのも見てるが、こんな寝言(?)を言うのは初めてで、

その旅館に何かあんのかとも思ったが、まさか「パンツに纏わる話ありますか」とも聞けず。

898 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/03/11 21:06

>>895の話を聞いて思い出した。

ワシは厨房の頃ボーイスカウトをやっていて、墓の管理事務所でお泊まり会的な事をやったとき。

(ボーイスカウトって寺や神社に所属していて、その施設を利用して活動したりする)

寝袋に入り熟睡していると、深夜12時頃友人が「寝袋・・・寝袋」とうなされている。

何事かと懐中電灯をつけると、

「寝袋100個作らないとぉー!」と叫んで友人は飛び起きた。

ワシ達は大爆笑だったが、本人は何故かガクガクブルブルであった。

墓の住人よ、寝袋に何か思い入れでもあったのか?

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