死ぬ程洒落にならない怖い話 『不可解な車の傷』 - 洒落怖本舗

死ぬ程洒落にならない怖い話 『不可解な車の傷』

スポンサーリンク
スポンサーリンク

817 :本当にあった怖い名無し:2011/09/06(火) 00:08:41.61 ID:WyPTEl9D0

飲み会で後輩から変な話を聞いた。

車の話をしていたのだが、最近不可解な傷がついたとか。

バイト帰りの深夜、他に走る車もない道路で信号待ちをしていたところ、突如後ろからゴツンと衝撃がきた。

買ったばかりの車を傷つけられた後輩は怒り心頭、すぐに車外に出たが、驚いた。

追突してきたはずの後続車はおらず、まっすぐ続く道路は自分と自分の車だけだった。

しかし、追突されたのは確からしく、後部がべっこりとへこんでいた。

後輩は怖くなってすぐに立ち去った。

二日後、やはりバイト帰りの深夜、同じ道路を走っており、例の信号に差し掛かった。

あの夜と同じで他に走る車はいない。

なんとなく怖くなり、さっさと走り抜けたかったが、

信号は赤に変わり、後輩はやむ無く減速したがその時、前方にゴツンと衝撃を感じた。

今度は間違いなかった。前には何もない。

後輩はそのまま赤信号を無視して目一杯飛ばして家に帰った。

帰宅後確認すると、なにかに衝突したあとがたしかにあった。

二回とも見えていなきゃおかしいはずのヘッドライトやテールランプには、全く気づかなかったらしい。

車は現在修理中。

板金屋は、

「フロントもバックも当たった車は同じ塗装じゃないのか?どういうシチュエーションですか!?」

と驚かれたという。

修理が終わっても、そのまま乗り続けるかどうかちょっと迷っているとか。

今は代車を使っているが、かなりの遠回りをしてでも「あの信号付近は二度と通りたくない」と話していた。

この話のせいで飲み会が凍りついた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました